- 安全対策備品の存在を知らない
- 安全対策備品が導入されていない
- 安全対策備品がうまく配置されていない
- 院内の安全対策備品の数が把握されていない
安全対策備品の導入をしましょう。
院内における転倒転落事故に関する情報の把握、共有、分析ができたら次のステップとして、事故を防止する安全対策備品について、数の把握や備品導入の適正化に関する検討が必要です。
転倒転落アセスメントの実施を通じて、どのような安全対策備品が、どこにどのくらい必要か、明確にしていきましょう。
- 安全対策備品情報の共有化
- 導入目的の明確化
- 必要備品数
- 費用対効果の検討
転倒転落予防備品の活用状況例
導入サポート・資料ダウンロード
備品保有数チェックシート
各病棟の備品保有数の情報を持ち寄って、導入されている備品の現状についてディスカッションしてみましょう。
- 《使用方法》
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- ①病棟にある備品の数(設置台数と保管数の合計)を確認の上、ご記入ください。
- ②一覧に記載のない備品については、「その他」に院内呼称(または製品名等)をご記入ください。
療養環境アセスメントシート
このアセスメントシートは、「完全に寝たきりですか?」「10分間端座位を保持することはできますか?」など、患者、入居者に対する最大5つの質問に答えて、転倒転落予防備品を導き出すことを目的としています。これをある1日の病棟での全患者にトライアルし、その総数から病棟に必要な備品数を算出します。
転倒転落対策備品 アセスメントシート
患者1人につき、入院直後、3日後、1週間後、その後1週間おきに、センサーをはじめとする転倒転落対策備品の使用状況を記録し、経過のチェックや備品の効果を検証しましょう。