問題解決へのアプローチ
RoomT2 の過去のセミナーの中から大変好評いただきました
「マネジメント講座」の主な内容を3つに分けてご紹介します。
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Index
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問題解決へのアプローチ
2「戦略の立て方」
目標を立てたら、どのように目標を達成するのか、戦略が必要になります。
目標を達成するための記入シートを使って、問題解決に取り組みましょう。 -
「新しい目標を達成するには、新しいことが必要」
アインシュタインの言葉です。それぞれが自分達の「あるべき姿」として高く掲げた目標は、今まで通りのことを「頑張る」だけでは達成できません。新しい目標達成のためには、何か新しい戦略が必要となります。
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戦略=アイデアを生み出すポイント
新しいアイデアを創出するには生みの苦しみがつきものですが、ここにもいくつかのポイントがあります。いずれも、難しく考えず、楽しむような気持ちで取り組んでみてください。
枠組みを積極的に外す
新しいアイデアがなかなか出てこないのは、知らないうちに自分がルールや枠組みを決めてしまっているからです。アイデアを引き出すためには、そうしたルールや枠組みを積極的に取り外すことが大切です。
アイデアは情報にあり
アイデアの種は、情報の中にあります。他院の取り組みや企業の取り組みは、大いに参考にしてくだい。
意外なところでは、過去の事例も参考になります。かつては上手くいかなかった取り組みでも、時代が変わった今なら上手くいく場合もあります。「広げる」と「絞る」、2 つのスイッチを切り替える
新しいアイデアは、2つのスイッチで考えるとスムーズです。
1.アイデアを広げます=発散
若いスタッフにも参加してもらい、楽しみながら大勢でアイデアを出し合います。
2.「1」で集まったアイデアを絞っていきます=収束
頭の中にこの2つのスイッチを作って、切り替えながら考えを深めていきます。組み合わせの発想も大切
多領域、他分野との組み合わせ、新旧の組み合わせ、ハード面とソフト面(モノと運用)の組み合わせの発想も必要です。
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アイデアを生み出すときの注意点
- アイデアを出し合う時間を十分に設け、発想の幅を広げる
- 最初から正解を求めない
- 実現不可能なアイデアを無意味と思わない
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上記を参考に、ご自身の職場の問題を解決するための目標と戦略を実際にシートに書いてみてください。
文字にすることで考えが深まり、書き上げたシートを職場に貼りだしておくだけでも効果があります。 -
アドバイザー
株式会社オーセンティックス
代表取締役 高田誠 氏RoomT2 設立代表
パラマウントベッド株式会社
主席研究員 杉山良子