- 事故発生率が把握されていない
- 院内で事故情報が共有されていない
- 事故が多いのか少ないのか分からない
現状を把握しましょう。
多くの施設では、手すりの設置やセンサーの使用といったさまざまな対策が行われています。しかしまず大切なのは、施設のどのような場所で、どのような時に、どのような事故が起きているか、患者さんにどのようなリスクがあるかなどが、きちんと把握され、それが共有され、そして内外に客観的な報告として発信されていることが重要です。情報を整理して、エビデンスに基づいた現状把握を行いましょう。
- 基本情報の収集
- 事故発生率の見える化
- 事故発生率偏差値算出
離床CATCHの導入前後比較
評価サポート・資料ダウンロード
転倒転落・見える化シート
病棟・診療科ごとの入院患者延べ数、転倒転落事故の発生件数をエクセルに記録して、施設の病棟もしくはフロア別に事故発生率を見える化し、現状を把握しましょう。
- 《使用方法》
-
- ①「【シート1】入院患者延べ数」の病棟名・診療科(黄色セル)を入力します。
- ②「【シート1】入院患者延べ数」の薄黄色セルに1ヵ月ごとの入院患者延べ数を入力します。
- ③「【シート2】転倒転落事故発生件数」の薄黄色セルに件数を入力します。
- ④「【シート3】転倒転落事故発生率」および「【シート4】病棟別 転倒転落事故発生率推移」に、自動的に反映されます。
※その他のセルには計算式が入っているので消さないようご留意ください。
QI偏差値算出シート
施設の基本情報と転倒転落事故発生率を偏差値(他の病院と比べての値)として算出するためのシートです。この偏差値算出シートを用いて、施設がどのような状況にあるか客観視できます。
※その他のセルには計算式が入っているので消さないようご留意ください。
※施設のおかれている状況を把握することが目的であり、病院・病棟の良し悪しを判定する目的ではありません。