問題解決へのアプローチ

RoomT2 の過去のセミナーの中から大変好評いただきました
「マネジメント講座」の主な内容を3つに分けてご紹介します。

  • Index

  • 問題解決へのアプローチ

    1「目標の立て方」

    ご自身の問題解決に活用できる記入シートも用意していますので、
    併せてご利用ください。

  • 目標設定こそ問題解決の第一歩

    転倒転落を防ぐ立場で一生懸命やっているのに、「あまりうまくいかない」のは、多くの場合、「問題定義」→「問題分析」→「解決法を検討」→「結果を出す」→「結果を評価」というプロセスで取組みがちだからです。これでは、ついできそうなことばかりやってしまうため、問題はいつまでも解決できません。問題解決のために大切なのは、最初に目標を明確にすることです。目標が明確になれば、戦略も見えてきます。

  • 「何をするか」ではなく「どこに行きつきたいか」

    目標を立てるときに重要なのは、「自分達のあるべき姿」を高く掲げることです。このとき、達成率評価を気にして、達成できそうなことを目標に設定しないよう注意してください。できることを目標にして、できそうなことばかりを続けていても、「あるべき姿」には到達できません。目指すべきは、「どういう病院でありたいのか」というレベルの「あるべき姿」です。また、「やること」と目標は異なります。「やること」を目標にしないようにします。

    優れた成果を生み出す・「あるべき姿」=高い目標をセットする・どうたどり着くか逆算・今までと全く違うやり方。ルールを変える。

  • 目標設定の3ステップ

    「ありたい状態」を明確にする 現在の状況 どのようにして達成するか(戦略) 「ありたい状態」を(目的・目標)

    1現在の状態を把握し、ありたい状態を決定する

    [Point]

    • この時点では、何をするかは考えない
    • できないと思わない、できない理由をつけない
    • 理想の状態を目指す

    2タイムフレームを設ける

    [Point]

    • 現実に合わせて目標を下げるのではなく、段階を追うことで目標へ近づける
    • 「まず3か月でどこまでいくのか」、「6か月でどこまでか」、「1年ではどこまでか」、と確実に成果を
      積み上げることを考える

    3「こうありたい」状態を書き出す 

    [Point]

    • 日付を入れる
    • 時間をかけてじっくり言葉にする
    • あいまいな表現ではなく、正確で具体的な文字として書き出す
  • 記入シートに書きこんでみましょう
    *記入シート(PDF)はこちらからダウンロードができます

    ダウンロード

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    上記を参考に、ご自身の職場の問題を解決するための目標を実際にシートに書いてみてください。
    文字にすることで考えが深まり、書き上げたシートを職場に貼りだしておくだけでも効果があります。

  • アドバイザー

    株式会社オーセンティックス
    代表取締役 高田誠 氏

    RoomT2 設立代表
    パラマウントベッド株式会社
    主席研究員 杉山良子